NATO、核弾頭を警戒態勢に置くことを協議=ストルテンベルグ事務総長
© AP Photo / Olivier MatthysNATOのストルテンベルグ事務総長
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NATOのストルテンベルグ事務総長は英紙テレグラフに対し、NATO諸国は核弾頭を警戒態勢に置くことを議論していると明らかにした。
「どれだけの核弾頭を運用すべきかといった運用上の詳細については触れないが、これらの問題について協議する必要がある。それこそが我々が行っていることだ」
同紙によると、ストルテンベルグ氏は敵国に直接メッセージを送るためには、NATOが核兵器を世界に示すべきだと説明した。
また、ストルテンベルグ氏は、中国が核兵器に積極的に投資を行っており、核弾頭の数は2030年までに1000発に増加するだろうと付け加えた。
「つまり、そう遠くない将来、NATOがこれまで直面したことのない事態、つまり核兵器を保有する2つの潜在的な敵国、中国とロシアに直面する可能性があることを意味する。もちろん、これには結果を伴う」
プーチン大統領は今月8日、サンクトペテルブルク国際経済フォーラム内で「我々はこれ見よがしに核兵器で威嚇したりはしていない」と述べた。
⚡️ ロシアは核実験を実施できる だが、その必要性は今はない#SPIEF2024_Sputnik #SPIEF2024
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) June 7, 2024
❗️「我々はこれ見よがしに核兵器で威嚇したりはしていない」プーチン大統領は、#サンクトペテルブルク国際経済フォーラム (SPIEF)の席でこう発言した。
プーチン大統領の声明の主旨:… pic.twitter.com/u72V1GdH8m