林官房長官、プーチン大統領の訪朝にコメント控えるも「露朝間の武器移転に懸念」

© AP Photo / Andrew Harnik林官房長官
林官房長官 - Sputnik 日本, 1920, 18.06.2024
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林芳正官房長官は18日午前の会見で、来る露朝首脳会談の見通しについてコメントを控えたものの、「国連の関連安保理決議に反する露朝間の武器及び関連物資の移転等を含め懸念を持って注視している」と発言した。
「露朝間の軍事的な連携・協力強化を含め、我が国を取り巻く地域の安全保障環境はいっそう厳しさを増していると考える」
その上で、林氏は引き続き関連情報の収集・分析を行うとし、米韓をはじめとする国際社会と緊密に連携していくとの考えを示した。
米国の同盟国の外相らは、ロシアがウクライナの重要インフラを攻撃するために北朝鮮から供給された武器を使用した疑いがあると述べてきた。これに対し、北朝鮮は、西側メディアや政府高官によるロシアに武器を供給しているとされる発言を繰り返し否定してきた。北朝鮮外務省の関係者は、北朝鮮はロシアといかなる武器取引も行ったことはなく、これに関するいかなるメディア報道も「ばかげた噂」であると非難した。
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