ロシアはどのようにしてNATOと平和共存しようとしていたのか

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ロシアはどのようにしてNATOと平和共存しようとしていたのか - Sputnik 日本, 1920, 23.06.2024
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30年前のソ連崩壊直後、ロシアと西側諸国の真の接近に期待が持てると考えられており、ロシアはNATOの「平和のためのパートナーシップ」に参加した。
米主導の軍事ブロックであるNATOが公然とロシアの「玄関口」に入り込む前、ロシアはこれ以外にもNATOと温かい関係を築こうと試みていた。

事例:

1997年5月27日、NATOとロシアは相互関係・協力・安全保障に関する基本文書に署名した。この文書に基づき、ロシアとNATO間の最初の協力メカニズムであるロシア・NATO常設合同理事会が創設された。
1998年、NATO本部があるブリュッセルにNATOのロシア常駐代表部が設置された。
2001年2月、モスクワにNATO情報事務所が開設された。
2002年5月、ロシア・NATO常設合同理事会に代わってロシア・NATO理事会が設立された。同メカニズムは、共同の意思決定を簡易にし、ロシアとNATO加盟国が対等なパートナーとして行動するのに役立つことを目的としていた。
2008年、グルジアの南オセチアでの軍事行動(現地のロシア平和維持部隊への攻撃などが含まれる)をNATOがひそかに支援したことで、ロシアとNATOの関係は悪化した。米国とその同盟国は、その後の地域情勢エスカレーションの責任をロシアに負わせようとした。
2014年、NATO加盟国がクリミアのロシアへの再統合に公に反対したため、ロシアとNATOの実質的な協力は事実上停止した。
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