防衛省、AI活用の基本方針を発表 標的の探知など

© 写真 : Staff Sgt. Benjamin Stratton自衛隊
自衛隊 - Sputnik 日本, 1920, 02.07.2024
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防衛省は2日、自衛隊での人工知能(AI)活用を推進するための基本方針を発表した。人口減少が進む中、AIの活用により「隊員の負担軽減と省人化・省力化に取り組む」とし、目標の探知・識別など7分野で重点活用を進める。読売新聞などが報じた。
米国や中国などがAIの軍事利用に力を入れていることから、基本方針では「近い将来、戦闘様相を決する可能性が指摘されている」と明記された。
AIを重点活用する7分野は、目標の探知・識別のほか、情報の収集・分析、指揮官の判断支援、後方支援の効率化、無人機などの制御、サイバーセキュリティー能力の向上、事務作業の効率化。
一方、AIの活用にあたっては誤った情報が含まれる危険性も伴うとして、「AIが行うのは人間の判断のサポートで、人間による関与を確保することが必要だ」と強調されている。
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