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菅前首相が考える「ポスト岸田の条件」

菅前首相が考える「ポスト岸田の条件」

Sputnik 日本

菅義偉前首相は文藝春秋が配信したオンライン番組「 自民党は復活できるか 」の取材に応じた中で「ポスト岸田の条件」について言及し、話題となっている。 2024年7月3日, Sputnik 日本

2024-07-03T11:59+0900

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菅前首相は現在の自民党が置かれた状況について「結党以来の危機」と認め、岸田文雄首相自身の責任について触れた。そして秋に予定されている総裁選の候補者に求められる要素について言及した。「どなたが立候補しようと、本質を見抜く力のある人が総裁に就いてほしいと思っています。いざ総理になると、派閥や周囲に必要以上に気を遣ってしまう人が多いですから」菅氏は誰を応援するかはまったく決めていないとしつつ、石破茂議員、加藤勝信議員、小泉進次郎議員、河野太郎議員、茂木敏充議員についてそれぞれ次のように語った。「石破茂さんは期待できる経験豊富なリーダーのお一人だと思います。真正直な人柄で、簡単には主張を変えないところも強みです」「加藤勝信さんは穴のない働きぶりで、どんな仕事でも安心して任せられる人です。私の仕事は穴だらけですから、私の内閣の時に確かな腕を持つ彼に官房長官をお願いしたのです」「小泉進次郎さんは多くの関係者が将来のリーダーと認めている人です。ライドシェアにも指導的立場で取り組み、改革意欲に富んでいます。環境大臣を経験したことで、官民双方の意見をバランスよく取り入れることのできる幅も出てきたと思います」「河野太郎さんは以前から、私の同期のなかで総理になれるのはこの人だろうと考えてきました。誰もが認めるところと思いますが、難しい課題を解決する突破力では彼の右に出る政治家はいません」「茂木敏充さんは……自民党に寒風吹きすさぶ中、幹事長として党運営をしっかりやってくださっています」なお、自身が総裁選に立候補する可能性は「絶対にありえません」と否定した。

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