Военный самолет и вертолеты на авиабазе морской пехоты Футенма, Окинава - Sputnik 日本, 1920
沖縄の米軍基地問題
第二次世界大戦末期に米軍に占領された沖縄には、1972年に日本に施政権が返還されて半世紀以上が経った今も31の米軍基地が残る。総面積は1万8609ヘクタールと沖縄の8パーセントを占めており、全国の米軍専用施設の面積の7割が集中。かつては朝鮮戦争の後方拠点として使用され、現在は中国と対峙する米軍の最前線拠点となっている。沖縄では長年、米兵による犯罪や米軍機の事故、騒音被害など様々な問題に悩まされてきた。これらを背景に、世界一危険といわれる普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題では、移設が唯一の解決策とする国とそれでは根本的な問題解決にはならないとする沖縄県が対立を深めている。

沖縄・玉城知事 米兵の性犯罪の通報なしで抗議

© AP Photo / Kimimasa Mayama玉城デニー知事
玉城デニー知事 - Sputnik 日本, 1920, 03.07.2024
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相次ぐ米兵の性犯罪の発覚や事件を知りながら政府が県側に連絡をしていなかったことを受け、沖縄県の玉城デニー知事が3日、上京して上川陽子に外相と面会し、抗議した。日本の各メディアが伝えた。
共同通信などによると、玉城知事は「地元自治体に一切の連絡がなく、極めて大きな問題」と指摘。上川外相は「米側に具体策も含め防止の徹底を申し入れたい」としたうえで、通知の在り方についても対応を検討するとした。
玉城知事はこの日、防衛省と官邸も訪れ、それぞれ鬼木誠・防衛副大臣と栗生俊一・副官房長官に再発防止や通報の徹底などを要請した。
沖縄県では米兵による性的暴行が相次いでいる。6月に明らかになった昨年12月、今年5月の2件では、外務省、防衛省から米側に申し入れを行ったが、いずれも米軍や日本政府から県への連絡はなかった。また、昨年以降このほかにも3件、あわせて5件の事件について報道発表がなかったことが明らかになっている。
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