防衛省が不祥事で自衛隊員ら218人を大量処分、海上自衛隊トップは更迭

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防衛省が不祥事で自衛隊員ら218人を大量処分、海上自衛隊トップは更迭 - Sputnik 日本, 1920, 12.07.2024
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防衛省は自衛隊員による多数の不祥事を受け、防衛事務次官や陸海空自衛隊の各トップを含む218人の処分を発表した。日本のメディアが報じている。
処分対象となった事案は「特定秘密漏えい」、「潜水手当不正受給」、「不正喫食」、「内局幹部によるパワハラ」の4事案、及びこれに関する幹部の「指揮監督義務違反」。
特定秘密の漏えいに関しては海上自衛隊の艦艇などで、安全保障に関わる特定秘密を取り扱う資格のない隊員に扱わせたり、知り得る状況下に置いたりしていた。
「潜水手当不正受給」に関しては、海上自衛隊で潜水手当の不正受給が確認された。1人あたりの不正受給額がもっとも多かったのは約200万円で、この隊員は1500時間を超える架空の時間を潜水していたことにして、手当を受け取っていた。
基地の食堂などで無銭飲食も確認されている。最も悪質なケースで被害額は約30万円(4921食の無銭飲食)に達している。
また、背広組のパワハラ発言に加え、深夜や休日を含め必要を超えるやりとりが確認されている。
さらに指揮監督義務違反として、陸・海・空の幕僚長や制服組トップの統合幕僚長、事務次官、情報本部長の6人が訓戒などの処分を受けた。処分人数が際立って多い海上自衛隊トップの酒井海上幕僚長は、減給処分を受けた上で交代し、事実上の更迭となった。
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