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ロシアEEZでのサケ・マス漁試験操業 漁獲枠の1割未満
ロシアEEZでのサケ・マス漁試験操業 漁獲枠の1割未満
Sputnik 日本
ロシアの排他的経済水域(EEZ)で3年ぶりに実施されたサケ・マス引き網漁の試験操業は、漁獲量が過去最低水準だった。共同通信などが報じた。 2024年7月12日, Sputnik 日本
2024-07-12T21:02+0900
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2021年以来3年ぶりにロシアのEEZ内で試験操業を行った富山県鮭鱒漁協所属の第68善龍丸が12日、北海道根室市の花咲港に戻り水揚げした。漁獲量は約8000キロで、今年の割当量125トンの1割にも満たず、過去最低水準だという。 報道によると、第68善龍丸は1日に花咲港を出港し、イトゥルップ島(択捉島)東方の海域で漁をしていたが、魚が少なかったため当初の予定を早めて港に戻った。 共同で操業試験を実施した海洋水産システム協会の酒井拓宏氏は、ロシアと日本の交渉の結果、操業できる海域や時期が例年と違ったと話しており、「何が問題だったのか複数のデータを見て分析したい」と語っているという。ロシアEEZ内のサケとマスの漁獲量を決める日露「サケ・マス漁業交渉」は6月3日に妥結し、3年ぶりに日本が操業再開できることになった。今年の漁獲枠は計125トンで、操業期間は6月1日から7月31日までのうちの36日で2021年と同様。入漁料は2500万円で、2021年の2432万5000円からの値上げ幅はわずかに抑えられた。
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ロシアEEZでのサケ・マス漁試験操業 漁獲枠の1割未満
ロシアの排他的経済水域(EEZ)で3年ぶりに実施されたサケ・マス引き網漁の試験操業は、漁獲量が過去最低水準だった。共同通信などが報じた。
2021年以来3年ぶりにロシアのEEZ内で試験操業を行った富山県鮭鱒漁協所属の第68善龍丸が12日、北海道根室市の花咲港に戻り水揚げした。漁獲量は約8000キロで、今年の割当量125トンの1割にも満たず、過去最低水準だという。 報道によると、第68善龍丸は1日に花咲港を出港し、イトゥルップ島(択捉島)東方の海域で漁をしていたが、魚が少なかったため当初の予定を早めて港に戻った。
共同で操業試験を実施した海洋水産システム協会の酒井拓宏氏は、ロシアと日本の交渉の結果、操業できる海域や時期が例年と違ったと話しており、「何が問題だったのか複数のデータを見て分析したい」と語っているという。
ロシアEEZ内のサケとマスの漁獲量を決める日露「サケ・マス漁業交渉」は6月3日に妥結し、3年ぶりに日本が操業再開できることになった。今年の漁獲枠は計125トンで、操業期間は6月1日から7月31日までのうちの36日で2021年と同様。入漁料は2500万円で、2021年の2432万5000円からの値上げ幅はわずかに抑えられた。