カリフォルニア州のLGBTQ+法は家族を破壊、マスク氏がスペースX社をテキサス州へと移転決定

© AP Photo / Kirsty Wigglesworthカリフォルニア州のLGBTQ+法は家族を破壊、マスク氏がスペースX社をテキサス州へと移転決定
カリフォルニア州のLGBTQ+法は家族を破壊、マスク氏がスペースX社をテキサス州へと移転決定 - Sputnik 日本, 1920, 17.07.2024
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実業家のイーロン・マスク氏は児童のトランスジェンダー教育を支援する法律が新たに成立したことを受け、スペースX社の本社をカリフォルニア州からテキサス州に移転すると発表した。
カリフォルニア州のニューサム知事(民主党)は、児童のジェンダー問題に関する新たな法案に署名した。この法律により教育機関は児童の同意抜きにそのジェンダー意識を保護者に通知することが禁止された。同州では子どもがトランスジェンダーであることを親か認知拒否する場合、親権が剥奪されるほど「先進的な」環境が整備されている(AB957法)。
この事態を受けマスク氏はSNSに投稿し、スペースX社を共和党のグレッグ・アボット氏が知事を務めるテキサス州に移転させる判断を下した。
「もう我慢の限界だ。この法律とそれに先立つ多くの法律は家族や企業に対する攻撃であり、スペースXは本社をカリフォルニア州ホーソーンからテキサス州スターベースに移転する」
マスク氏はニューサム知事に対し、こうした類いの法律が制定されれば、州内の住民は家族を守るために州外へ脱出せざるをえなくなると警告していたという。マスク氏によると、当局に家族を奪われないよう、子育て中の市民は続々とカリフォルニア州を離れることになるとのこと。
スターベースはテキサス州湾岸のブラウンズビル市近くで2010年から建設中の宇宙船発射基地。地元当局は2024年1月、地域の正式名称としてスターベースを使用する許可を連邦政府に要請していた。
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