「無責任なエスカレーション」 スコット・リッター氏、ドイツへの米製ミサイル配備について語る

© Sputnik / Vitaliy Belousovスコット・リッター氏
スコット・リッター氏 - Sputnik 日本, 1920, 20.07.2024
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「欧州に長距離ミサイルを配備するという米国とドイツの決定は、米国とNATOが下したその他の一連の危険な決定の中で最も危険なものの1つである」
元米海兵隊情報将校でスプートニクの寄稿者のスコット・リッター氏はこのように述べた。
リッター氏によると、1つのミスが米露間におけるグローバルな紛争を引き起こす恐れがある。
「これは無責任なエスカレーションであり、放置すれば非常に悲劇的な結果を引き起こす恐れがある。我々はこれらの兵器をかつて処分した。私たちは世界をより安全にした。我々がもう一度これを実行できるかどうかが問題だ。現在の米国と欧州の指導部、現在のドイツの指導部を考えると、大きな期待は持てない」

米国政府は10日、ドイツへの長距離ミサイル配備を2026年に開始すると発表した。巡航ミサイル「トマホーク」や、現在欧州に配備されているシステムよりも射程距離が長い開発中の極超音速兵器などが配備されるという。

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