日英伊3カ国防衛相会談 懸念の次期戦闘機開発は推進で一致

© 写真 : Ministero della Difesa日英伊3カ国防衛相会談 懸念の次期戦闘機開発は推進で一致
日英伊3カ国防衛相会談 懸念の次期戦闘機開発は推進で一致 - Sputnik 日本, 1920, 24.07.2024
サイン
木原稔防衛相は23日、英ロンドンでヒーリー英国防相、クロセット伊国防相と会談を実施した。会談では3国の次期戦闘機の共同開発の行方に注目が集まった。

3か国防衛相会談の成果

3か国の次期戦闘機の共同開発は推進。
開発管理を担う国際機関「GIGO(ジャイゴ)」は本年中に設立。
2035年予定の初号機の配備へ向けて連携を確認。

英新政権による次期戦闘機への懸念を木原氏は払拭

英国は新労働党政権発足でこれから国防政策の大規模な見直しが行われる。英メディアは、日英伊の次期戦闘機開発計画が危険にさらされる危険性を報じてきた。木原防衛相は共同開発を共に成功へと導いていきたいと呼びかけ、会談後、記者団に懸念されていたような感触はなかったと語った。

木原氏が実施の個別会談

イタリアとは日伊2国間の防衛協力推進を申し合わせた。
英国とは、自衛隊が他国の艦艇や航空機を守る「武器等防護」を英軍にも適用すると確認。適用は米国、豪州に続き3カ国目。
3国は会談前日、英南部ファンボローで開催の国際航空ショーで次期戦闘機のコンセプトモデルを共同発表している。

日英伊は2022年12月、2035年までに次期戦闘機を共同開発する「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」の開始で合意した。2023年12月には、企業側との契約や輸出入管理を行う政府間機関(GIGO)の設立に関する条約が結ばれている。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала