オスプレイの変速機故障 過去5年で60件

© Wikipedia / Yasuo Osakabeオスプレイ
オスプレイ - Sputnik 日本, 1920, 07.08.2024
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米製輸送機オスプレイをめぐり、昨年11月に鹿児島で起きた墜落事故の原因ともなった変速機(ギアボックス)の故障が、過去5年で少なくとも60件起きていたことが分かった。6日、AP通信が伝えた。
60件のうち、41件では損傷の兆候がみられた。また、過去10年間で修理のために交換された変速機は609個に上るという。
2023年11月、日本の鹿児島県屋久島沖で米空軍のオスプレイが墜落、乗員8人全員が死亡した。米軍は今月1日、事故報告書を公表。左側の変速機が破断したのに加え、速やかな着陸を求める警告後も飛行を続けた操縦士の判断ミスが重なり、墜落したと結論付けている。
事故後、米軍は全世界でオスプレイの飛行を停止。だが、安全性への懸念が払拭されないまま、3月に日本国内を含め飛行を再開した。
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