https://sputniknews.jp/20240812/18950958.html

ウクライナ軍が露ザポロジエ原発にドローン攻撃、直撃により冷却塔で火災発生

ウクライナ軍が露ザポロジエ原発にドローン攻撃、直撃により冷却塔で火災発生

Sputnik 日本

ウクライナ軍は現地時間の11日夕方（日本時間12日未明）、ザポロジエ原発（ロシア西部ザポロジエ州エネルゴダル市近郊）の冷却塔を2機の突撃型ドローンで攻撃した。ドローンはいずれも直撃し、火災が発生した。 2024年8月12日, Sputnik 日本

2024-08-12T08:50+0900

2024-08-12T08:50+0900

2024-08-12T10:38+0900

災害・事故・事件

ロシア

ウクライナ

欧州

ドローン

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e8/08/0c/18950802_1:0:1919:1079_1920x0_80_0_0_b6a2a418d9d294b4b3950378458859e2.png

当局の発表によると、ドローンはドネプロペトロフスク（ウクライナではドニプロペトローウシク）州ニーコポリ市から発射されたとのこと。2機のドローンが冷却塔に直撃し、火災が発生（20時20分と32分）。冷却塔は2基あるうちの1基が攻撃され、内部構造で火災が発生した。状況が落ち着き次第、建屋倒壊の可能性について調査が行われる。消火活動は23時30分に完了。現時点で全6号機の機能に支障はない。水蒸気爆発などが起きるリスクはない。原発周辺の放射線量に変化も見られない。原発敷地内で活動する国際原子力機関の職員らは今回のドローン攻撃について情報を受け取っており、これから被害状況の評価を行う。ザポロジエ原発はドニエプル川沿いに位置し、欧州最大規模の原発。2022年10月以降、ロシア連邦の管理下に入ったことから、ウクライナ軍の攻撃対象となっている。

ウクライナ

欧州

2024

ニュース

jp_JP

災害・事故・事件, ロシア, ウクライナ, 欧州, ドローン