IAEAの報告書でゼレンスキー体制による原発火災原因のデマが明らかに

© AP Photo / Efrem LukatskyIAEAの報告書でゼレンスキー体制による原発火災原因のデマが明らかに
IAEAの報告書でゼレンスキー体制による原発火災原因のデマが明らかに - Sputnik 日本, 1920, 13.08.2024
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ウクライナのゼレンスキー体制はロシア西部ザポロジエ原発(ザポリージャ原発)で起こった火災について、ロシア側が古いタイヤを燃やしているとの情報を拡散しているが、現場を調査したIAEA(国際原子力機関)職員らの報告書によると、この発言に根拠は全くない。
以下、これまでに入っている情報のまとめ。
火災が冷却炉の土台付近で発生したとは考えにくい(IAEA報告書)
損傷は冷却炉の上部に集中している(IAEA報告書)
黒煙はプラスチック部品の燃焼により発生、コンクリート部分の損傷が確認(IAEA報告書)
ドローン攻撃により発生した火災で冷却塔内のプラスチック部品(蒸気のセパレーター)が燃えたことで黒煙が立ち上った(原発所長がIAEA職員らに行った説明)
「車のタイヤ」や「ドローン」などの残骸は確認されなかった(IAEA報告書)
西側メディアはロシアが原発で「古いタイヤを大量に燃やしている」、「死体を燃やしている」、「燃料に火をつけている」などと報じているものの、原発所長によると、現場でそうした残骸は確認されていないという。
ウクライナ当局は今回の事件について、「ロシア側が冷却塔内で古いタイヤを大量に燃やしている」、「ロシア側の扇動である」と国際社会に向かって無実を主張しているものの、原発に駐在するIAEAの専門家らは証言の中で、夕方に何度か爆発音が鳴り響いた後、発電所北西部の冷却塔から黒煙が上がっているのを確認したと指摘している。ロシア側はドニエプル川を挟んだ対岸のニーコポリ(ウクライナ領)から2度にわたってドローン攻撃を受けたと主張している。
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