パキスタンでもエムポックス 「湾岸の国」に滞在歴

© 写真 : CDCサル痘
サル痘 - Sputnik 日本, 1920, 16.08.2024
サイン
パキスタン保健当局は16日、同国北部で今年始めてエムポックス(サル痘)の感染例が確認されたと発表した。ロイター通信が伝えた。
この感染者は「湾岸の国」に滞在歴があり、3日にアラブ首長国連邦(UAE)からの便で帰国した。保健当局は接触者の調査を行っているほか、検体を研究所で調べている。
エムポックスは2023年1月以降、アフリカのコンゴを中心に現在の流行が始まった。致死率は1~10%といわれている。最近ではこれまでより感染力が強い変異株「クレード1b」の感染拡大が始まり、世界保健機関(WHO)は2度目の「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。
15日にはスウェーデンで、アフリカ以外で初の「クレード1b」の感染例確認を発表していた。今回のパキスタンの感染例が旧型か新型かは現在調査中。
日本メディアによると、国内では2年前に初めてエムポックスの感染例が確認された。これまでに248例が報告され、海外渡航歴のないHIV感染者の30代男性1人が死亡している。
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала