河野デジタル相 「マイナ一本化」に揺るぎなし

© AP Photo / Eugene Hoshiko河野デジタル相
河野デジタル相 - Sputnik 日本, 1920, 08.09.2024
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河野デジタル相は8日、健康保険証の廃止延期を否定し、「マイナ保険証」への一本化を強く押し出した。河野氏は北海道で記者団からの取材にこう発言した。日本のマスコミが報じた。
河野デジタル相のこの発言は、前日の林官房長官の廃止延期の含み発言を受けて出されたもの。国民の不安を解消するため、一本化の見直しも含めた対応に言及した林氏に、河野氏は林氏も閣内で政策を推進した一人だったはず、と待ったをかけた。
河野氏は、マイナンバーカードを健康保険証として使用するいわゆる「マイナ保険証」への一本化の旗頭。紙の保険証は今年12月2日に新規発行が廃止される予定となっている。

マイナ保険証の普及はなかなか進んでいない。利用率は厚生労働省の調べで、6月は前月より2.17%増の9.9%と1割を切っている。厚労省は2023年度補正予算に217億円を計上。5月からはマイナ保険証の利用者の増加人数に応じて病院や薬局に支援金を支払う集中取り組み月間を実施しているが、利用は依然として低迷している。

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