自民党総裁選 加藤元官房長官が出馬会見
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自民党の加藤勝信元官房長官は10日午前、記者会見を行い、総裁選への出馬を正式に表明した。国民所得の倍増を柱とする「ニッポン総活躍プラン」を掲げた。
最優先で推し進めたいのは国民の所得倍増。待ったなしで強い覚悟で取り組み、短期間で必ず成果を出す。
給食費、子どもの医療費、出産費用の負担をなくす「三つのゼロ」を目指す。
裏金事件で政治倫理審査会への出席を求める議決が出ている議員に対しては「説明責任を果たすよう徹底して働きかける」。
政治資金収支報告書への不記載額に相当する金額を、国庫に返納する手続きを検討すべき。
選択的夫婦別姓の導入については、同姓制度を維持しつつ、まずは法的、社会的な不都合を解決する。
自民党総裁選は12日に告示、27日に投開票される。加藤氏を含め、これまでに小林鷹之前経済安全保障担当相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長、小泉進次郎元環境相、高市早苗経済安全保障担当相の計8人が立候補を表明している。上川陽子外相も11日午後に記者会見を開き、出馬表明すると報じられている。
