上川外相、総裁選に出馬表明 対露制裁の継続にも言及

© AP Photo / Niranjan Shrestha上川陽子氏
上川陽子氏 - Sputnik 日本, 1920, 11.09.2024
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日本の上川陽子外相は11日、自民党総裁選への出馬を正式に表明した。岸田文雄首相の不出馬表明直後から、立候補に必要な推薦人20人の確保に奔走し、ようやく出馬に漕ぎつけた。正式表明は9人目。

上川氏の発言ポイント

難問から逃げず、国民の皆様と新たな日本を築いていきたい。
「貯蓄から投資」促進と所得再分配を確立し、中間層を広げる。市場の信認を確保し財政強靭化に乗り出す。
アニメ、漫画、ドラマなどのコンテンツ産業の活性化や、公文書、アートの保護を国家戦略の柱にする。
地方空港の国際空港化やリニア新幹線の開業前倒しなど、交通ネットワークの強靭化を進める。
ロシアへの厳しい制裁は続ける。一方、漁業などでは日露間の交渉の土台があり、全てがこうしたこと(制裁など)の対象になるわけではない。領土問題を解決して平和条約を締結するという姿勢は全く変わらず、岸田外交の方針を続ける。
上川氏は当選7回の71歳。法相時代の2018年には、オウム真理教の教祖・麻原彰晃(松本智津夫)ら死刑囚13人の死刑執行を命令したことで知られている。
自民党総裁選は12日に告示、27日に投開票される。上川氏を含め、これまでに小林鷹之前経済安全保障担当相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長、小泉進次郎元環境相、高市早苗経済安全保障担当相、加藤勝信元官房長官の計9人が立候補を表明している。
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