国連専門家、西側の国際法解釈における二重基準を指摘する

© AP Photo / Bebeto Matthews国連専門家、西側の国際法解釈における二重基準を指摘する
国連専門家、西側の国際法解釈における二重基準を指摘する - Sputnik 日本, 1920, 17.09.2024
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国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が開いた会見で、民主的で公平な国際秩序の推進に関する特別報告者ヨルゴス・カトルガロス氏は、西側諸国による国際法の適用における偽善と二重基準を続けることはできないと述べた。
「紛争ごとにルールが変わるのではなく、(西側による)その適用が異なるのだ。我々はこのような二重基準や偽善を容認し続けることはできない」
ガザ地区での民間人犠牲者の方が何倍も多いにもかかわらず、なぜ西側諸国はロシアに対しこれほど多くの制裁を科し、イスラエルには一つも制裁を科さないのかというスプートニク特派員の質問にこのように答えた。
カトルガロス氏は、特に米国によるイスラエル支援政策が、西側諸国とグローバル・サウスの間の争点であると考えている。
「私は地政学を理解している。しかし、米国のガザ政策は、グローバル・サウスの多くの人々が注視しており、南部の人々の魂と心に対するこの悲劇は、今後数年間で多極化世界における最も深刻な問題の一つとなるだろう」
OHCHRによると、2022年2月24日以降、ウクライナ軍の支配地域では約9000人の民間人が死亡。ガザ地区では2023年10月7日以降、4万1000人以上の民間人が殺害されたと推定されている。西側諸国は「国際法違反」を理由にロシアに対し14の制裁を科した一方で、ハマスによる襲撃以来、ガザ地区におけるイスラエルの軍事行動を支援している。
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