ロシアは米国のアジア・ミサイル配備に釣り合う措置を講じる=露外務次官

© Sputnik / Vitaliy Belousov / メディアバンクへ移行ロシア外務省のセルゲイ・リャブコフ次官
ロシア外務省のセルゲイ・リャブコフ次官 - Sputnik 日本, 1920, 23.09.2024
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ロシアは、米国の中短距離ミサイル・アジア太平洋地域配備計画に関する最悪のシナリオに基づいて行動しており、米国からの脅威に釣り合う状況を作る軍事措置を講じていく。ロシア外務省のセルゲイ・リャブコフ次官は記者団に対して、こうした声明を表した。
「米国当局の政策は事態を緊張化させる路線の続行に狙いを絞っている。しかもこれは対露関係だけに限らず、中国に対してとる態度も同じだ」
リャブコフ外務次官は、核実験に対するロシアの立場は変わっておらず、米国が核実験を行わないのであれば、ロシアもこれを行うことはないと指摘している。
一方でリャブコフ外務次官は、マスコミがニュージーランドの演習所のインフラは「厳戒態勢にある」と報じていることに注意を喚起し、「この態勢は米国の踏むステップに反応してとられたもの」と指摘した。

プーチン大統領は先日のサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)の席で、ロシアは核ドクトリンを有し、核実験を実施できるものの、現段階では核兵器使用の例外的な事態には至っておらず、世界は決してその段階まで到達することはないという理解に立脚していると明言していた。

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