米海軍の原子力空母、中東へ出発
© 写真 : U.S. Navy/Thomas Gooley米海軍の原子力空母「ハリー・トルーマン」
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© 写真 : U.S. Navy/Thomas Gooley
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米海軍の原子力空母「ハリー・トルーマン」が、米バージニア州ノーフォークの海軍基地から出航し、中東へ向かった。米海軍のデータから明らかになった。
地域の危機的状況を背景に、「ハリー・トルーマン」はミサイル巡洋艦および空母打撃群の駆逐艦2隻とともに、東地中海に配備される見込み。
現在、中東のオマーン湾では米空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とした米空母打撃群がすでに展開している。
また紅海では、トマホーク巡航ミサイルを最大154発搭載可能な原子力潜水艦「ジョージア」とミサイル駆逐艦2隻が戦闘任務に就いている。
米国防総省によると、現在中東には約4万人の米軍兵士が駐留し、数十機の戦闘機が配備されている。これらの数は増加する予定だという。