ウクライナでロシアの国旗を揚げた女性、当局に拘束され心不全で死亡

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ウクライナでロシアの国旗を揚げた女性、当局に拘束され心不全で死亡 - Sputnik 日本, 1920, 13.10.2024
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ウクライナ南部オデッサでは7日、市内のモニュメントにロシアの国旗を揚げようとした女性が拘束され、「心不全」により拘置所で死亡した。
報道によると、死亡した女性の名前はオデッサ生まれのエレーナ・チェサコワさん(42)、プーチン大統領の誕生日である10月7日にこの行動に及んだ。
拘置所で撮影された映像の中でチェサコワさんは2014年に発生した親欧米の暴徒らによるクーデターを批判、さらに同年5月2日にクーデター派が市内の労働組合会館を襲撃し、立て籠もっていた親ロシア派の市民、42人を焼き殺したほか、6人を射殺した事件について言及、「これを許さない」と発言した。
「こうした連中は、お金をもらって私たちの祖国とやらを守っているとのことですが、誰から守っているんでしょうか。兄弟民族のスラヴ民族から守っているんでしょうか。これは全部、NATOと米国の仕業です……スラヴ民族をただ消し去りたいだけです。私はルースキー・ミール(ロシア世界)を支持しています。ロシアを支持しています。ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチンを支持しています」
露ドネツク人民共和国のガーギン首長顧問はチェサコワさんを捕虜との交換リストに加えようとしたものの、間に合わなかったとのこと。ウクライナでは政治的信条により、今も1万4000人以上が投獄されている。
チェサコワさんがロシアの国旗を掲げようとした場所にはオデッサの建設を命じたロシア帝国の女帝、エカテリーナ二世の像が設置されていた。オデッサ当局は2022年、脱ロシア化政策の一環でこの像を撤去させた。
エカテリーナ二世の像は市民の間で、ロシアとの繋がりを感じさせる場所だった。
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