ネタニヤフ首相 国連レバノン暫定軍の撤退を要請
© AP Photo / Abir Sultanイスラエルのネタニヤフ首相
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サイン
イスラエルのネタニヤフ首相は国連のグテーレス事務総長に対し、レバノン南部の戦闘地に駐留する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)を安全確保のために直ちに撤退させるよう要請した。
「これは今、この瞬間、間髪入れずに行わねばならない」
ネタニヤフ首相は、国連レバノン暫定軍は任務地に留まることで、イスラエル軍の攻撃対象である「シーア派組織『ヒズボラ』の軍部隊の人質となりつつある」と指摘している。
国連レバノン暫定軍は10月10日、本部と監視所がイスラエル軍による攻撃を受け、平和維持活動員2人が負傷したと発表した。
国連レバノン暫定軍は世界48カ国からの兵士及び民間人職員約1万1000人で構成されており、1978年3月の国連安保理決議に基づき、配置されている。