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レプリコンワクチンによる「シェディング」はない＝3学会が見解

レプリコンワクチンによる「シェディング」はない＝3学会が見解

Sputnik 日本

10月から始まった新型コロナの定期予防接種で新たに導入されたレプリコンワクチン「コスタイベ」について、⽇本感染症学会などは、被接種者が周囲の人に感染させる「シェディング」のリスクはないとする見解を発表した。 2024年10月21日, Sputnik 日本

2024-10-21T17:32+0900

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レプリコンワクチンは、ウイルスへの抗体をつくるmRNAを体内で複製させる点で従来のものとは異なり、「自己増幅型ワクチン」とも呼ばれる。少量の接種で高い持続効果が得られるとされており、日本では「Meiji Seikaファルマ」のコスタイベが世界に先駆けて承認された。⽇本感染症学会、⽇本呼吸器学会、⽇本ワクチン学会が連名で発表した見解によると、コスタイベで⾃⼰増幅されるのはmRNAだけで、感染⼒のあるウイルスは含まれていない。そのため、「被接種者が周囲の⼈に感染させるリスク（シェディング）はない」としている。副作用については、これまでに国内で行われた臨床試験では、頭痛や倦怠感などが確認されたとしたものの、ワクチンが原因と考えられる重篤な健康被害は確認されなかったと説明した。見解では「新型コロナワクチンの定期接種を強く推奨する」とした一方、「ワクチンのリスクはゼロではなく、⼀過性の副反応に加えて、ごくまれに重篤な健康被害がみられる」と指摘。「ワクチンの利益とリスクを科学に基づいて正しく⽐較し、医療関係者と相談して判断することが望まれる」と呼びかけた。コスタイベをめぐってはMeiji Seikaファルマが今月、科学的根拠のない批判を繰り返す反ワクチン団体などを名誉毀損で提訴すると明らかにしていた。

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