日米共同演習「キーン・ソード25」始まる 4.5万人が参加

© U.S. forces Japan22日に米軍佐世保基地で開かれた会見で握手する自衛官トップの吉田圭秀・統合幕僚長はスティーブ・ケーラー米太平洋艦隊司令官(米軍SNSより)
22日に米軍佐世保基地で開かれた会見で握手する自衛官トップの吉田圭秀・統合幕僚長はスティーブ・ケーラー米太平洋艦隊司令官(米軍SNSより) - Sputnik 日本, 1920, 23.10.2024
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自衛隊と米軍は23日、隔年で行われる大規模軍事演習「キーン・ソード(鋭い剣)25」を開始した。九州、南西諸島を中心に全国20以上の都道府県で1日まで行われ、計約4万5000人が参加する。
防衛省によると、全国の自衛隊や在日米軍の施設のほか、民間の空港・港湾、奄美大島、徳之島、沖永良部島などの離島でも行われる。訓練内容は統合防空ミサイル防衛、島しょ防衛、パラシュート降下などとなっている。
自衛隊からは3万3000人、米軍は1万2000人が参加。オーストラリア軍やカナダ軍も一部参加するほか、NATO、フランス、ドイツ、インド韓国、フィリピン、英国などからもオブザーバーを招へいする。
日米合わせて約40隻の艦船、約370機の航空機も参加。米製の輸送機オスプレイも使用される。
これまでにロシア外務省は、演習実施を前に日本側に抗議。自国の防衛力強化などの対称的な対抗措置を警告した。一方、これに対し在露日本大使館は「受け入れられない」と反論した。
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