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視力が完全に回復 新インプラント「プライム」
視力が完全に回復 新インプラント「プライム」
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米国企業「サイエンス・コーポレーション」社が開発の網膜インプラント「プライム」によって、目の中心視野を失った患者38人が完全に視力を回復した。「プライム」の開発はイーロン・マスク氏開発の同様のインプラントに先んじていた。 2024年10月24日, Sputnik 日本
2024-10-24T04:59+0900
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「プライム」の埋め込み手術が行われたのは1年前。全員が地理的萎縮のために中心視野を失っていた。ところが術後、6ヵ月後と12ヵ月後には、すでに文字を読むことができ、顔をはっきりと認識できるようになった。平均して、患者は表の赤線から上の23文字が見えるようになり、最大の視力改善が見られた場合で59文字が見えるようになった。「プライム」自体は2つの部分から成り立つ。1つは視覚プロテーゼ。これは自己完結型の光起電力インプラントで、網膜の下に外科的に埋め込まれる。もう一つの部分は、カメラとプロジェクターを備えた特殊メガネと、画像を鮮明に拡大処理するポケット・プロセッサーでになっている。
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視力が完全に回復 新インプラント「プライム」
米国企業「サイエンス・コーポレーション」社が開発の網膜インプラント「プライム」によって、目の中心視野を失った患者38人が完全に視力を回復した。「プライム」の開発はイーロン・マスク氏開発の同様のインプラントに先んじていた。
「プライム」の埋め込み手術が行われたのは1年前。全員が地理的萎縮のために中心視野を失っていた。ところが術後、6ヵ月後と12ヵ月後には、すでに文字を読むことができ、顔をはっきりと認識できるようになった。平均して、患者は表の赤線から上の23文字が見えるようになり、最大の視力改善が見られた場合で59文字が見えるようになった。
「プライム」自体は2つの部分から成り立つ。1つは視覚プロテーゼ。これは自己完結型の光起電力インプラントで、網膜の下に外科的に埋め込まれる。もう一つの部分は、カメラとプロジェクターを備えた特殊メガネと、画像を鮮明に拡大処理するポケット・プロセッサーでになっている。
9月、米国人億万長者のイーロン・マスク氏は自身がCEOを務める「ニューラルリンク」社が開発の視力回復インプラント「ブラインドサイト」を用いれば、生まれつき目の見えない人でさえ、視力が回復できると語った。「ニューラルリンク」は「ブラインドサイト」が画期的な開発として米食品医薬品局(FDA)に承認されたと発表した。