https://sputniknews.jp/20241025/imf-19247367.html

ウクライナ危機で欧州の生産能力はさらに低下……IMFが悲惨な見通し

ウクライナ危機で欧州の生産能力はさらに低下……IMFが悲惨な見通し

Sputnik 日本

ウクライナ危機は2025年も継続し、欧州の生産能力はあらゆる分野でさらに低下する。国際通貨基金の報告書で明らかになった。 2024年10月25日, Sputnik 日本

2024-10-25T10:08+0900

2024-10-25T10:08+0900

2024-10-25T10:08+0900

ロシア

imf

経済

欧州

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e8/05/0a/18371259_0:161:3071:1888_1920x0_80_0_0_7b7928a627b192ab63e96fa94ea830b8.jpg

報告によると、欧州では新規事業の立ち上げが遅れているほか、企業の成長率が低下しているため、生産能力は技術系、非技術系を問わず、あらゆる分野で低下するという。状況は欧州全体で共通しており、エネルギー安全保障の危機、及び経済の細分化により状況はさらに悪化するとのこと。また、金融条件の緩和が遅れているため、個人投資の回復も伸び悩んでいる模様。これに加え、IMFはウクライナ政府による多額の支出、物流とエネルギーインフラへの脅威、労働市場の制限、ウクライナ政府に対する財政支援の必要性に直面する。ウクライナの財政赤字は主に外部資金を動員する形で補填されるとのこと。IMFはウクライナの2024年GDP成長率予想を3.2％から3％に、2025年は6.5％から2.5％に下方修正した。ウクライナは引き続き高い失業率（2024年は14.2％、2025年は12.7％）とインフレ（2024年は5.8％、2025年は9％）に直面する。

欧州

2024

ニュース

jp_JP

ロシア, imf, 経済, 欧州