北朝鮮発射のミサイルはICBM級、飛翔時間は過去最長 新型か

© Korean Central News Agency (KCNA)ICBM「火星18」の発射実験(2023年7月)
ICBM「火星18」の発射実験(2023年7月) - Sputnik 日本, 1920, 31.10.2024
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中谷防衛相は31日午前、同日北朝鮮から発射されたミサイルについて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級だったとの分析を示し、「これまでで最長の飛翔時間かつ最高の飛翔高度であったと推定している」と述べた。
中谷防衛相は、北朝鮮が同日午前7時11分頃、平壌近郊から少なくとも1発のICBM級弾道ミサイルを北東方向に向けて発射したと発表した。ロフテッド軌道で発射されたとされ、午前8時37分ごろ、北海道・奥尻島の西方約200キロの排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられている。
また、北朝鮮から発射された弾道ミサイルについて、飛行距離約1000キロ、最高高度7000キロ超、飛翔時間は1時間26分との推定を明らかにした。中谷防衛相は、新型であるかの詳細は分析中だとしている。
林官房長官も会見を開き、「国際社会全体への緊張をエスカレートさせる暴挙」だのべ、「断じて容認できない」と非難した。北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議したという。
北朝鮮によるICBM発射は2023年12月18日の新型ICBM「火星18」以来。この時のミサイルは最高高度6518キロ、飛行距離1002キロ、飛翔時間は1時間13分だった。
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