死刑制度の見直し提言 有識者らが報告書提出

© AFP 2023 / Jiji Press東京、死刑執行の部屋
東京、死刑執行の部屋 - Sputnik 日本, 1920, 14.11.2024
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死刑制度の是非について議論してきた日本の民間の有識者懇話会は13日、現行の死刑制度には問題があるとして、政府と国会に対し、根本的な見直しを求める報告書を提出した。具体的な結論が出るまで、刑執行の一時停止も求めている。
報告書では、死刑存続の理由として犯罪被害者の感情を挙げつつも、死刑存廃の議論とは別問題であると指摘。また、死刑に犯罪抑止力があるとの科学的根拠はないとして、代替刑の創設を提案している。
さらに、10月に再審で無罪が確定した袴田巌さんを例に挙げ、冤罪防止のため特別な手続きの制度化を検討すべきだとした。
ℹ懇話会は今年2月、死刑廃止を訴える日本弁護士連合会の呼びかけで発足。元検事総長や被害者遺族など16人が参加する。
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