米国 エムポックスの重症型の初の感染例が確認

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エムポックス(サル痘)ウイルス - Sputnik 日本, 1920, 17.11.2024
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エムポックス(サル痘)ウイルスの中でより重症化しやすい「クレード1」の感染が米カリフォルニア州で確認された。同州保健課が発表した。感染者は先日、東アフリカから米国に入国したばかり。
カリフォルニア州保健課は記者会見で、「クレード1」はこれまで米国で確認されている「クレード2」より重症化しやすいものの、治療に関しては今までの感染例より難しくならない可能性があるとしている。
「クレード1」感染者は現在、自宅隔離中で、症状は快方に向かっている。医師らは患者と接触したあらゆる人物の特定と追跡作業に取り組んでいる。
米疾病対策センター(CDC)は、これにより、米国はアフリカ大陸以外の国でエムポックスの「クレード1」の感染が確認された6カ国目となったと発表した。エムポックスの「クレード1」はこれまで欧州ではスウェーデン、ドイツ、英国で確認されている他、アジアではインドとタイで見つかっている。

日本国内のエムポックスの感染は、厚生労働省によれば、2022年7月に1例目の患者が確認され、2023年12月には男性患者の初の死亡例が公表されている。この男性は渡航しておらず、HIV感染による免疫不全を起こしていた。2024年8月16日現在で248人の症例が確認されている。

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