日露貿易額、1~10月23.3%減=在日ロシア通商代表代理

© AP Photo / Koji Sasahara日露貿易額、1~10月23.3%減=在日ロシア通商代表代理
日露貿易額、1~10月23.3%減=在日ロシア通商代表代理 - Sputnik 日本, 1920, 14.12.2024
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今年1~10月のロシアと日本の貿易額は23.3%減の66億ドル(約1兆144億円)と、過去10年間で最低水準となった。在日ロシア連邦通商代表部のアレクセイ・カライワノフ通商代表代理がスプートニクに語った。
カライワノフ氏によると、ロシアと日本の二国間貿易は今も地政学的危機や現地当局の行動の影響を続けている。
「暫定予測によると、今年の貿易額は約 75 億ドルに達する見込みだ。私の記憶では、これほど減少したことはなかった。これは二国間貿易が極めて低い値を示した1990年代初頭と同程度の水準だ」
同氏は、これはロシアとの特定品目の貿易をあからさまに禁止するなどの日本政府の非友好的な政策と関連しており、プロジェクトの中断や継続拒否、または協力方法の見直しにつながっていると指摘した。

日本財務省が発表した貿易統計によると、2024年上半期の日本のロシアからの輸入総額は前年同期比で20%減少し、ロシアへの輸出総額は36.6%減少した。なお、9月の日本のロシア向け輸出では自動車やプラスチックが伸び、ロシアの日本向け輸出では穀物や野菜などが増加した。一方、鉄鋼や石炭などは減少した。

ジェトロ(日本貿易振興機構)の調査によると、ロシア市場に進出した日本企業の58.6%が、今後1~2年は「ロシアにおける事業とプレゼンスを維持」しようとしているという。

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