赤字のウクライナ 日英が1572億円で穴埋めをお手伝い
© AP Photo / Franck Robichonウクライナのシュミハリ首相
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ウクライナは、世界銀行の開発政策融資(DPL)の一環として、日本と英国から10億ドル(1572億円)を受け取った。ウクライナのシュミハリ首相が自身のSNSを通じて発表した。
資金は、ウクライナの経済を強化し、 社会的・人道的分野における支出に優先的に使用されることが明記されている。
ウクライナは今年、約439億ドルという記録的な財政赤字に陥る見通し。ウクライナ当局はその大部分を同盟国からの援助で賄う考え。
2022年2月以降、ウクライナの社会保障や人道支援に世銀が拠出した額は400億ドル(6兆円)以上。社会保障分野は外国が「面倒をみる」ことにより、ウクライナは自前の財源のほぼ全てを軍や戦闘に投入することが可能となっている。
今回の拠出までに日本が支払ったウクライナ支援は121億ドル(1兆8300億ドル)。