中国、日本人切り付け殺傷2事件の犯人起訴=岩屋外相

© AP Photo / Hiro Komae岩屋外相
岩屋外相 - Sputnik 日本, 1920, 27.12.2024
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中国当局は、6月に江蘇省蘇州で、9月に広東省深圳で日本人らが標的となった2件の殺傷事件で、拘束されていた容疑者の男2人をそれぞれ起訴した。27日、日本の岩屋毅外相が会見で明らかにした。
岩屋外相は「事件の詳細については司法プロセスのなかで適切な形で説明する機会があるとの説明を受けてきており、引き続き緊密に中国側と意思疎通していきたい」とコメントした。
蘇州の事件では、日本人学校のスクールバスを待っていた日本人親子が刃物で切り付けられ、犯人のバスへの侵入を阻止した際に刺された案内役の中国人女性、胡友平さんが死亡した。
深圳の事件では、母親に付き添われて日本人学校に登校中だった男児が、校門の約200メートル手前あたりで襲撃され死亡した。
こうした事件を受け、在留邦人の安全への懸念が高まり、中国に拠点を置く日本企業の一部では駐在員の一時帰国を認めるところもあった。
外交問題にも発展し、11月の日中首脳会談で日本の石破茂首相は、在留邦人への安全対策強化を要請。これに対し、中国の習近平主席は日本人を含む在中国の外国人の安全を確保するとの意思を示した。
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