辺野古・軟弱地盤の改良工事が開始

© 写真 : 防衛省14日、現場を訪れ担当者から工事について説明を受ける中谷元防衛相(@ModJapan_jp、防衛省公式アカウント)
14日、現場を訪れ担当者から工事について説明を受ける中谷元防衛相(@ModJapan_jp、防衛省公式アカウント) - Sputnik 日本, 1920, 28.12.2024
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在日米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設をめぐり28日、移転先の名護市辺野古で軟弱地盤の改良工事が始まった。防衛省が発表した。
建設予定地の大浦湾側では軟弱地盤があり、海底に「砂杭」を7万本埋め込み地盤の改良工事を行う。日本メディアによると、この日は杭打ちの前段階にあたる砂の投入に着手した。
これまでに大浦湾側では杭の試し打ち、サンゴの移植などの準備を進め、8月には護岸整備に着手し工事が本格化していた。直接地盤の改良工事を行うのは今回が初めてとなる。
この日は奇しくも、工事を許可しない沖縄県に代わり、国が強制的に許可を出す「代執行」が行われて1年の節目。玉城デニー知事は現在も国の強硬姿勢に否定的な立場だが、工事をめぐる一連の裁判で県は敗訴し、新基地建設は既成事実化している。
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