https://sputniknews.jp/20241230/19462008.html

がん細胞、正常細胞に戻ることを学習

がん細胞、正常細胞に戻ることを学習

Sputnik 日本

韓国科学技術院（KAIST）の研究チームは、がん細胞を破壊せずに正常細胞に戻す新たながん治療技術を開発した。すでにマウスの実験で成功しているという。 2024年12月30日, Sputnik 日本

2024-12-30T16:59+0900

2024-12-30T16:59+0900

2024-12-30T16:59+0900

テック＆サイエンス

社会

健康

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/503/90/5039042_0:221:2000:1346_1920x0_80_0_0_3b0a5c30f649b05efd85611bb3e0c847.jpg

アドバンスト・サイエンス誌に掲載された研究論文によると、研究チームは細胞の成長に関するデジタルモデルを作成し、大腸がんの構造を研究した。その結果、MYB、HDAC2、FOXA2という3つの遺伝子が病気の発症に影響を与えることがわかった。これらの遺伝子を抑制すると、マウスのがん細胞が細胞自体を破壊することなく健康な細胞に変換された。研究チームは現在、この技術をマウスの悪性脳腫瘍の治療に用いることに取り組んでいる。成功した場合、がん細胞の破壊がベースとなっている、複雑で有害な化学療法が不要になる可能性がある。

2024

ニュース

jp_JP

テック＆サイエンス, 社会, 健康