石破首相、初の個別外遊 安保、マダニ政策など協力
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日本の石破茂首相は10日、訪問先のマレーシアでアンワル・イブラヒム首相と会談した。多国間会合を伴わない個別国の訪問としては、石破首相の就任後で初めて。
戦略的対話の急速な進展や海軍種間の共同訓練開始を歓迎。
救助艇を含む警戒監視用機材の供与など、日本からのOSA（政府安全保障能力強化支援）を着実に進展させると表明。
日本とマレーシア海上法令執行庁の協力文書が実質合意に至ったことを歓迎。
アンワル首相が進める、持続可能性、イノベーション、繁栄等を重視する「MADANI（マダニ）政策」も踏まえ、半導体、航空機部品などのサプライチェーン強靱化やレアアース開発における協力で一致。
マレーシアから日本への今後のLNG安定供給について確認。
「自由で開かれたインド太平洋（FOIP）」や「インド太平洋に関するASEANアウトルック（AOIP）」の重要性を確認し、引き続き連携する。
石破首相は会談後、次の訪問先インドネシアに飛び立った。
