自公訪問団は12人構成。両幹事長を含む自民7人、公明5人が参加。
議題は経済が水産物、牛肉の輸入再開と精米の輸入拡大。社会面が拘束された邦人の解放および、日本人学校男児刺殺事件を受けた邦人の安全対策。国際問題には、頻発する北朝鮮の弾道ミサイル発射も上る。
自民党森山氏は、日中の政府や政党、議員間の重層的に対話を重視。
公明党は、「欧州安保協力機構(OSCE)」のアジア版創設を提案する。
自公とも情報交換、対話による信頼醸成で地域の安定を目指す意向を強調。
日中の政府間の動きでは岩屋外相がすでに昨年12月に訪中し、王毅外相と会談を実施している。その後、習近平国家主席の来日達成を最終目的に据え、石破首相と李強首相の相互往来を図る。