https://sputniknews.jp/20250119/19513329.html

トランプ氏のグリーンランド購入計画、放射能の遺産に直面する可能性

トランプ氏のグリーンランド購入計画、放射能の遺産に直面する可能性

Sputnik 日本

米国がグリーンランドを支配した場合、トランプ次期米大統領は「環境ジレンマ」に直面する可能性がある。グリーンランドの氷の下には、放棄された米軍基地があるためだ。1959年に建設された冷戦時代の米軍の極秘基地「キャンプ・センチュリー」では原子炉が稼働していた。 2025年1月19日, Sputnik 日本

2025-01-19T14:36+0900

2025-01-19T14:36+0900

2025-01-19T14:36+0900

米国

ドナルド・トランプ

国際

核実験

環境

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e8/02/19/17953553_0:0:3072:1728_1920x0_80_0_0_10ef01b4b005d3876f9d7b79156501cb.jpg

米国は1967年に原子炉を解体し、核実験室を撤去したが、放射能残留物を含む数千トンの廃棄物や瓦礫が氷冠の下に埋もれたままになっている。気候変動により氷河が溶けた場合、有毒な遺物が深刻な環境リスクをもたらす可能性があり、20万リットルのディーゼル燃料が海に漏れ出す可能性がある。グリーンランドの指導者らも懸念している。グリーンランド議会のピパルク・リンゲ議員は、氷が溶ければ放棄された米軍基地が環境を汚染する可能性があると指摘した。トランプ氏はグリーンランドの戦略的重要性を繰り返し強調しているが、グリーンランドの現政権は米国への売却という考えを断固として拒否している。

2025

ニュース

jp_JP

米国, ドナルド・トランプ, 国際, 核実験, 環境