米オスプレイ、沖縄で400キロ超物資を誤投下

© 写真 : U.S. Marine Corps/Lance Cpl. Andy Martinezオスプレイ【アーカイブ】
オスプレイ【アーカイブ】 - Sputnik 日本, 1920, 21.01.2025
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沖縄県伊江島の飛行場で、パラシュート降下訓練に参加していた米軍オスプレイが投下した物資が、風に流され演習場外に落下した。21日、日本の各メディアが伝えた。
事故は16日に発生。落下場所は伊江島の南に約300メートルの海上。近くには漁港もあるが、けが人は確認されていない。
投下された物資は、落下傘がついた各辺が1.3メートルの立方体。重量は400~450キロで、食料が入っていた。
米軍側は原因について「予期せぬ風向きの変化」としている。捜索を実施したが発見には至らず、打ち切られた。
沖縄県の玉城デニー知事は「一歩間違えば重大な事故につながりかねない」「人身に被害が及ぶような場所で訓練を強行することは、さらなる反発を招きかねないということも米側は真摯に受け止めるべき」とコメント。地元伊江村も訓練中止を求めている。
中谷元・防衛相は「周辺住民に影響や不安を与えるもので、誠に遺憾」として米側に再発防止の徹底を申し入れたとしている。「安全を第一にすることは大前提」とする一方、訓練自体は「(沖縄返還時の)5・15メモで認められている」と示した。
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