ウクライナ軍の犠牲、米軍が朝鮮戦争、ベトナム戦争で被った損失を超えた=米大統領特使

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ケロッグ特使(ウクライナ担当) - Sputnik 日本, 1920, 25.01.2025
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ウクライナ紛争でゼレンスキー体制が失った兵士の数は、朝鮮戦争とベトナム戦争で米国が失った兵士の合計よりも多い。トランプ政権でウクライナ問題を担当するケロッグ特使がFOXニュースの取材で明かした。
朝鮮戦争(1950-1953)では3万6千人以上の米兵が命を落とし、ベトナム戦争(1955年-1975年)では5万8千人以上の米兵が死亡した。従って、トランプ政権の評価によると、ウクライナ軍の死者数は9万4千人を超える形となる(エコノミスト誌は2024年11月、ウクライナ軍の死者数は6万人から10万人と評価)。
また特使はウクライナの現状についてトランプ大統領に報告、交渉で紛争を終わらせることはできると語ったという。
特使によると、トランプ大統領は原油価格を1バレルあたり45ドルにまで引き下げることでロシア政府の収入を断ち、紛争を強制終了させる策も検討している。ただし、これについてロシア大統領府は、原油価格が変動しても作戦継続を優先させるとしており、この政策で紛争を解決することは困難と見られている。
また、ケロッグ特使によると、ロシアの凍結資産(2000億ドル)を使って武器を購入してウクライナに供与する可能性も一つの選択肢として検討されているものの、これが紛争で決定的役割を果たすことはないとも述べた。
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