「世界は米国が支配」とみなす日本人の割合 米国人より高く

© AP Photo / Carolyn Kaster日本の兵士、アメリカの旗(アーカイブ)
日本の兵士、アメリカの旗(アーカイブ) - Sputnik 日本, 1920, 10.02.2025
サイン
ミュンヘン安全保障会議の報告書によると、「米国が依然として支配的な超大国である世界に生きている」と答えた日本人の割合は45%で、38%だった当の米国人よりも「米国一極支配」を信じているということが明らかになった。
「米国一極支配」と答えた割合は、報告書に国別で示された11カ国中で最多。ほかの選択肢は、「米国と中国が支配する世界に生きている」が25%、「米中以外の大国が強力かつ独立した影響力を持つ」が9%だった。「分からない」と答えた割合も11カ国中最多の21%だった。
10年後の自国が「今より安全、今より豊か」と考える人の割合は13%で11カ国中で最低。多極化世界に「懸念」を抱く割合は54%で、17カ国中で最多だった。
調査結果から分かる日本人の考えを要約すると、「米国人よりも米国の覇権を信じており、その影響力低下に伴う世界の多極化を懸念し、将来を悲観している」ということがいえる。
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала