米仏首脳会談 トランプ氏、露埋蔵のレアアースに関心示す
2025年2月25日, 09:22 (更新: 2025年2月25日, 13:58)
© 写真マクロン仏大統領とトランプ米大統領 (24日、ホワイトハウス)
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トランプ米大統領は24日、マクロン仏大統領と会談を行った。トランプ氏はウクライナ紛争が近く解決すると見込んでおり、第三次世界大戦への拡大を防ぐ決意を示した。また、ロシアの膨大な埋蔵量のレアアースに関心があると発言した。
マクロン氏との共同記者会見におけるトランプ氏の発言
ウクライナ紛争は、おそらく今後数週間以内に解決されるだろう。
米国とロシアの交渉は非常に順調に進んでおり、両国はウクライナ紛争の終結に向けた対話において大きな進展を遂げた。
ウクライナ紛争は第三次世界大戦にエスカレートする可能性があり、米国はそのような結末を防ぐつもりだ。
失われた領土をウクライナに返還するとの見通しは「困難な課題」だ。
今週または来週にもゼレンスキー氏と会談し、天然資源に関する協定に調印する可能性がある。
紛争解決後のウクライナの安全保障は、欧州諸国が担うことになる。
欧州諸国の軍隊が平和維持軍としてウクライナに派遣されることには異論はない。
米国は、ロシアの「膨大な埋蔵量」のレアアースやその他の「非常に貴重な資源」に関心を持っている。
米国とロシアの共同経済プロジェクトは、長期的な平和に資するものである。