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日本の元統幕長 台湾行政院の顧問に就任
日本の元統幕長 台湾行政院の顧問に就任
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2014年まで自衛隊制服組のトップを務めた岩崎茂・元統合幕僚長が、台湾行政院の政務顧問に就任したと朝日新聞などが伝えた。日台の安全保障協力の強化を見据えた人事とみられるが、中国側の反発を呼びそうだ。 2025年3月21日, Sputnik 日本
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自衛隊元幹部の任命は異例。外国人が任命されることは珍しく、日本人が顧問となるのは台南市在住の実業家、野崎孝男氏に続き2人目。 岩崎氏は岩手県出身の72歳。防衛大卒業後、航空自衛隊に入隊した。2010年に空自トップの航空幕僚長となり、12～14年には統合幕僚長を務めた。 これまで日本は中国政府に配慮し、「一つの中国」原則を支持する立場から、事実上の大使館機能を有する「日本台湾交流協会」に現職ではなく退役した自衛官を派遣してきた。一方、2023年には現役の背広組（文官）を常駐させると報じられるなど、日台間の軍事面での意思疎通や情報収集の強化を進めているようだ。
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日本の元統幕長 台湾行政院の顧問に就任
2025年3月21日, 14:15 (更新: 2025年3月21日, 16:15) 2014年まで自衛隊制服組のトップを務めた岩崎茂・元統合幕僚長が、台湾行政院の政務顧問に就任したと朝日新聞などが伝えた。日台の安全保障協力の強化を見据えた人事とみられるが、中国側の反発を呼びそうだ。
自衛隊元幹部の任命は異例。外国人が任命されることは珍しく、日本人が顧問となるのは台南市在住の実業家、野崎孝男氏に続き2人目。
岩崎氏は岩手県出身の72歳。防衛大卒業後、航空自衛隊に入隊した。2010年に空自トップの航空幕僚長となり、12～14年には統合幕僚長を務めた。
これまで日本は中国政府に配慮し、「一つの中国」原則を支持する立場から、事実上の大使館機能を有する「日本台湾交流協会」に現職ではなく退役した自衛官を派遣してきた。一方、2023年には現役の背広組（文官）を常駐させると報じられるなど、日台間の軍事面での意思疎通や情報収集の強化を進めているようだ。
