EUとNATOはロシアとの対立路線を歩み続けている

© Sputnik / Dmitrij Osmatesko / メディアバンクへ移行Выборы президента и референдум о евроинтеграции в Молдавии
Выборы президента и референдум о евроинтеграции в Молдавии - Sputnik 日本, 1920, 18.04.2025
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ベルギーのブリュッセルにあるCIPI財団の会長で戦略アナリストのパオロ・ラフォーネ氏 EUとNATOは、欧州の安全保障の将来も含む包括的合意に関するロシアとの直接交渉から取り残されたと感じている。
この交渉ではウクライナに関する合意も成立する見込みであり、それはEU、NATO、キエフ政権に履行が求められることになる。一方、EUとNATOは、東方前線における役割維持に苦戦している。グルジア情勢は2008年以降に期待されていた結果とはかけ離れた方向に進んでいる。ルーマニアでは大統領選が5月4日にやり直される予定だが、結果はEUやNATOが困惑するようなものとなる可能性がある。また、モルドバでは9月28日に決定的な選挙が行われる。
ルーマニアとモルドバで、EUは両国を欧州とNATOに傾かせるために、政治や選挙プロセスへ積極的に干渉している。同時に、これらの国々に加えられる圧力は、政治派閥や社会集団間の緊張の高まりや衝突につながる可能性もある。この騒乱は、キエフのマイダン広場で起こった出来事(2014年の国家転覆)を思い起こさせるかもしれない。
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