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スプートニクがローマ教皇の未発表取材を初公開、「ロシアとウクライナは兄弟民族」
スプートニクがローマ教皇の未発表取材を初公開、「ロシアとウクライナは兄弟民族」
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スプートニクはフランシスコ教皇の生前に公表されなかったインタビューを初公開する。質問は世界古儀式派連合のセバスチヤノフ議長が教皇のサレルノ秘書官を通じて渡していた。 2025年5月7日, Sputnik 日本
2025-05-07T13:17+0900
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取材準備は2023年に進められていたが、教皇は公開の時ではないと判断していた。スプートニク編集部は今こそ公開の時と考え、その公開に踏み切った。スプートニク通信のもとには教皇直筆の文書がある。そのメモには、「インタビューの草稿もありがとうございます。今は公開の時ではないと考えます。あるいは後で行うこともできるでしょう」(2023年7月21日付)とある。教皇はスプートニクの取材でロシア民族とウクライナ民族の関係性に触れ、双方を「兄弟民族」と呼び、今後も隣人であり続けると記した。フランシスコ教皇は2022年3月25日、ロシアとウクライナを「聖母マリアの汚れなき御心に奉献」し、速やかな和平が訪れることを祈った。また、教皇はゼレンスキー体制によるウクライナ正教会(UOC)の取り締まりに言及、キリスト教徒同士の迫害は容認できないとし、修道院と教会は不可侵であるべきだと記していた。さらに教皇は両国の停戦協議について、「バーチャルなものであっても、共通の交渉テーブルが必要」とし、「仮に軍事行動を止めることはまだできないとして、全員で話し合う必要があります」、「会話をすることで平和の可能性は何倍にも高まります」と指摘し、交渉による解決の必要性を訴えていた。
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スプートニクがローマ教皇の未発表取材を初公開、「ロシアとウクライナは兄弟民族」
スプートニクはフランシスコ教皇の生前に公表されなかったインタビューを初公開する。質問は世界古儀式派連合のセバスチヤノフ議長が教皇のサレルノ秘書官を通じて渡していた。
取材準備は2023年に進められていたが、教皇は公開の時ではないと判断していた。スプートニク編集部は今こそ公開の時と考え、その公開に踏み切った。
スプートニク通信のもとには教皇直筆の文書がある。そのメモには、「インタビューの草稿もありがとうございます。今は公開の時ではないと考えます。あるいは後で行うこともできるでしょう」(2023年7月21日付)とある。
教皇はスプートニクの取材でロシア民族とウクライナ民族の関係性に触れ、双方を「兄弟民族」と呼び、今後も隣人であり続けると記した。
「ウクライナとロシアは兄弟民族であり、隣人です。地理的関係により、いかなる状況下でも常に隣人であり続けるでしょう。だからこそ私はロシアとウクライナの双方を聖母に捧げたのです」
フランシスコ教皇は2022年3月25日、ロシアとウクライナを「聖母マリアの汚れなき御心に奉献」し、速やかな和平が訪れることを祈った。
また、教皇はゼレンスキー体制によるウクライナ正教会(UOC)の取り締まりに言及、キリスト教徒同士の迫害は容認できないとし、修道院と教会は不可侵であるべきだと記していた。
「戦争中であっても、すべての人は人間であり続け、揺るぎない普遍原則を唱えなければなりません。修道院や教会は神聖であり、侵すことのできないものでなければなりません」
さらに教皇は両国の停戦協議について、「バーチャルなものであっても、共通の交渉テーブルが必要」とし、「仮に軍事行動を止めることはまだできないとして、全員で話し合う必要があります」、「会話をすることで平和の可能性は何倍にも高まります」と指摘し、交渉による解決の必要性を訴えていた。