ロシア女性、沿海地方に「ブドウカン」建設中 「極東ヘクタール」利用

ロシア沿海地方ハンカ地区でロシアには珍しい東洋武術センター「ブドウカン」の建設が進んでいる。プロジェクトの発起人は同地方に住む女性のエレーナ・デニソワさん。彼女はウラジオストックの有名人で、18年前にかまざわたけし師範のもとで合気道を学び、現在は自身が合気道連盟「合気会ロシア」のウラジオストック支部で合気道を教えている。
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エレーナさんによると、こうしたセンターの需要は非常に高く、建設は「極東ヘクタール」プログラムがスタートした時に決意した。

エレーナさんは「考えを共にする人たちとともに13ヘクタールの土地を受けて、プロジェクト実現に取り掛かりました。これはアレクセーフカ村の近くにあります。ここには素晴らしい自然、必要なコミュニケーションがある上、村の人達に仕事を提供できるでしょう。センターには滞在のための個別の家屋、医療センター、そして道場といった特別な環境を整備する予定です。センターが年間を通して稼働することを見込んでおります。夏には極東合気道連盟の生徒を受け入れ、秋と春には日本と中国から招き、そして冬には沿海地方の人々のために興味深い条件を提案できるでしょう」と語る。

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「極東ヘクタール」プログラムは希望するロシア国民全てに無償で極東の土地最大1ヘクタールを受け取る権利を与える。ロシア極東開発省のアレクサンドル・ガルシュカ大臣は「極東ヘクタール」法が国民の自己実現に向けた最大限の事由を提供しているとして次のように述べた。

「活動の選択は制限されていない。イチゴや野菜を栽培することも、家を建てることも、養蜂業を営むこともできる。換言すると、ロシアの法律によって禁じられていないことを全て行うことができる。」

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