モスクワ総主教 ビットコイン投機に警告

モスクワ総主教キリルはいわゆる仮想通貨あるいはいわゆるビットコインが広範な普及している事実に言及した。総主教のこの発言は第26回降誕祭議員会合で演説した中で発せられた。
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「『ビットコインの対ドル価格が止めようもなく伸びている』という文字が画面に踊ると、それを見た人は『なんで私は手をこまねいているんだろう?!』と思ってしまう。こうした気分に伝染すると財産を売り払い、大枚をはたいてこれを買ってしまうが、そのあとすべてが崩壊したら、その人は全財産を失くしてしまうことになる。」キリル総主教はこうした警告を発した。

ロシア正教会の教えでは、人は投機に走ってはならず、実働による報酬を頼りとせねばならない。キリル総主教は短期間に多額の利益を負う賭けに走った場合、国による調整が介在しても、破産に陥る危険性があることを国が市民に警告するよう呼びかけている。

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