ロシア大使 北朝鮮の人道状況は制裁発動後、悪化

朝鮮民主主義人民共和国駐留のアレクサンドル・マツェゴラ大使は、北朝鮮の人道状況が国連の制裁発動後、悪化している事実を明らかにした。マツェゴラ大使は国連の対北朝鮮制裁委員会の会議終了後、記者団からの質問に答えたなかでこう語っている。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

北朝鮮の高官級代表団の派遣は、関係改善の意思を表している 韓国政府
マツェゴラ大使によれば、現在は苦しむ北朝鮮の市民に対する食糧をはじめとする人道援助物資も届けることがほぼ不可能な状況。

「北朝鮮問題委員会に対しては、管理し、何をすべきか調べる警官のような姿勢をとるのみではなく、人道機関が食糧、医薬品、医療機器を届けるのを助けるストラクチャーとなるよう要請した。」

マツェゴラ大使は北朝鮮の医療問題として女性のガン治療を挙げ、制裁が障害となってピョンヤンの特別医療センターに機械が届かずに「女性たちが死んでいる」状況だと話している。

2017年8月、国連安保理は北朝鮮の数度にわたるミサイル発射を受けて、対北朝鮮制裁2371を発動。これにより北朝鮮に対する制限事項は拡大された。

関連ニュース

北朝鮮、韓国との対話妨害とトランプ氏を非難

コメント