駐韓ロシア大使が懸念 米の軍事力アピールで朝鮮問題正常化の可能性は狭められる

アレクサンドル・チモニン韓国駐在ロシア大使はスプートニクからの取材に対し、米国及びその連合国らが「軍事上の筋肉」をひけらかせば、朝鮮半島正常化の模索の可能性は狭められると語った。
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スプートニク日本

ロシア大使 北朝鮮の人道状況は制裁発動後、悪化
「米国のグローバルミサイル防衛システムが韓国に配備されたことによって生まれた危険性についていえば、米国およびその連合国が少しでも『軍事上の筋肉』をひけらかせば、朝鮮半島の緊張緩和および朝鮮問題全体を政治外交手段により正常化を模索する可能性は狭められてしまうと言わざるを得ない。」

2916年7月、米韓は5カ月間にわたる交渉の末、韓国への米THAAD配備に合意した。米国はTHAADを北朝鮮の弾道ミサイル迎撃の有事の際を想定したものとしているが、配備はロシアと中国の懸念を呼んでいる。

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