スプートニク日本
記者団に対し、「我々は残念に思っている。我々はこの仲裁機関の決定を考慮に入れる。そして、言うまでもなく、我々の選手たちが自らの権利を主張することへの支援を我々は続けていく」と語った。
またペスコフ氏は、今重要なことは、五輪に出場できないロシア選手らをサポートすることだとも指摘した。
CASは9日、平昌(ピョンチャン)五輪への出場権を奪われたとして提訴していたロシア選手47人の訴えを棄却した。
ヴィクトル・アン選手ら32人が国際オリンピック委員会(IOC)に対し、平昌五輪への参加資格停止処分の取り消しを訴えていた他、IOCがCASの肯定的な裁定を無視して五輪参加を許可しなかったとしてさらに15人が訴えていた。
共同通信によると、CASはIOCの手続きを「処分ではなく資格に関わる決定」と判断。「決定権の不適切な行使を示す証拠はない」と結論づけたという。